ポイントインカムで獲得したポイントは税金がかかる?課税対象になるのか?扶養控除を外れる基準は?

ポイントサイトのポイントインカム
提携ショップのポイント還元率の高さで人気のポイントサイトの「ポイントインカム」。

お買い物やサービス利用の他にも、様々なポイント獲得サービスを提供している、今オススメのサイトです。

そのような理由からポイントが貯まりやすいおトクなサイトですが、ポイントインカムで貯めたポイントに税金はかかるのでしょうか。また、学生や主婦など、扶養控除を外れることはあるのでしょうか。

今回はポイントインカムで稼いだポイントの課税に関する情報を詳しくご紹介します。

▼その前にポイントインカムってどんなサイト?そこから知りたい方はこちらの記事をご覧ください▼

ポイントインカムで稼いだポイントに税金はかかるのか

ポイントインカムで稼いだ収入は「一時所得」もしくは「雑所得」にあたる

ポイントインカムをはじめとするポイントサイトで稼いだ収入は、その獲得方法によって「一時所得」と「雑所得」に該当します。

・「一時所得」買い物などの広告利用で獲得したポイント

・「雑所得」アンケート・ゲーム・友達紹介などで獲得したポイント

「一時所得」とは?

「一時所得」は、継続的な営利目的や労務が生じない方法で獲得した所得が該当します。具体的にはショッピングなどで付与されるポイントや懸賞の賞品、保険金などがあたります。ポイントサイトでは、広告経由でお買い物やサービスを利用・消費して獲得したポイントは、一時的な報酬でかつ労務ではないため、ここに該当します。

「雑所得」とは?

「雑所得」は、事業所得や給与所得など、国税庁が定める9つの所得に該当しない所得のことで、年金や貯蓄口座の利益、副業としての原稿料やネットオークションの売り上げなどがここにあたります。ポイントサイトの場合は、アンケートやゲーム、モニターは労務、友達紹介などで得た報酬は、労務でかつ継続的な営利目的の所得が見込まれるため、ここに該当するのです。

ちなみに、少し話は逸れますが、この原則で言うとアンケートモニターサイトのアンケート回答や座談会、会場調査などで得た報酬もこの「雑所得」にあたります。

一定の所得がある場合には確定申告の必要があります

「一時所得」も「雑所得」も、一定の金額を超えると、確定申告の必要があります。

ただし、ここで言う「所得」とは、収入から必要経費を差し引いた額になります。

所得=収入-必要経費

ポイントサイトの「一時所得」の必要経費

ポイントサイトの「一時所得」の必要経費として認められるものはほとんどありませんが、強いて言えば以下のようなものが該当します。

・お買い物やサービスの利用時の通信費

短時間で行えるポイントサイトでの買い物時のネットのデーター使用料などは、微々たるものなので、ほとんど経費は発生しないと言えます。

ポイントサイトの「雑所得」の必要経費

「雑所得」は、労務が発生するので、「一時所得」と比較して認められる経費が多くなります。

・アンケートやゲームなど、ポイント獲得のために費やした時間分の通信費

・モニター活動時の実費や交通費

・友達紹介のためのサイト制作のための通信費、サーバー代、ドメイン料、参考書購入代金

・以上の作業の際に使用した部屋の光熱費・家賃など*家雑所得事按分

このように、実際に報酬を得るために労務をおこなった際の必要経費が認められことが多いです。

*家事按分とは、自宅で事業として仕事をおこなっている場合などに、生活費と事業を行なう上で発生した支出を一定の割合で算出する方法のことです。

「一時所得」で確定申告が必要になるケース

給与所得者・年金受給者などの場合

給与所得のある方、年金を受給されている方など、他に一カ所以上から収入を得ている方の場合、「一時所得」が50万円を超えると確定申告の必要があります。

専業主婦など他に収入を得ていない人の場合

また、専業主婦、家事手伝いや現在、他に収入を得ている所がない方の場合も、同様に「一時所得」が50万円を超えると確定申告の必要があります。

「雑所得」で確定申告が必要になるケース

給与所得者・年金受給者などの場合

給与所得のある方、年金を受給されている方など、他に一カ所以上から収入を得ている方の場合、「雑所得」が20万円を超えると確定申告の必要があります。

専業主婦など他に収入を得ていない人の場合

また、専業主婦、家事手伝いや現在、他に収入を得ている所がない方の場合は、*基礎控除の48万円を越えると申告の必要が出てきます。

*基礎控除は、課税金額を算定する際に、全ての対象者に該当するものなので、この額を所得が超えない限りは申告の必要はありません。

サイト内に保有しているポイントは申告の必要なし

なお確定申告が必要なのは、ポイントサイトで獲得したポイントのうち、換金や他社ポイントに交換した場合のみで、ポイントサイト内にそのままポイント残高として保有している限り課税の対象にはならず、申告の必要はありません。

ポイントインカムで稼ぐと扶養控除を外れる?

学生や主婦など、親や配偶者の扶養を受けている方にとって気になるのが、ポイントインカムなど、ポイントサイトでいくら稼ぐと、扶養を外れてしまうかということ。

結論から言えば、年間103万円以上の収入がある場合は、扶養控除を受けられなるので注意が必要です。

が、ポイントサイトで年間103万円以上の収入を得るのは、友達紹介制度などでかなりの収入を得ている猛者以外はあまりあり得ないので、さほど心配しなくて良いと言えます。もちろん、学生や主婦などでもポイントサイト以外のアルバイトなどで100万円近い収入があり、それと合算してポイントサイトの収入が103円を超えると扶養から外れてしまうので注意が必要です。

アンケート収入を青色申告する場合

ポイントインカムなど、ポイントサイトの友達紹介制度などでかなり順調に収入を得られた場合、事業所得として55万もしくは65万までの特別控除が受けられる青色申告される方が多いです。ただし、青色申告は、通常の白色申告よりも申告のための書類の作成等が結構大変です。

青色申告特別控除とは?

青白申告を行っている個人事業主が対象の特別控除のことで、帳簿の種類や申告方法によって控除額が変わってきます。

10万円控除 単式簿記(簡単な帳簿に記録して保存する)+確定申告は紙媒体、電子申告どちらも可

55万円控除 複式簿記(複式簿記でしっかり帳簿に記録して保存する)+確定申告を紙媒体で行った場合

65万円控除 複式簿記+確定申告をeTaXで行った場合

青色申告を希望する場合、「青色申告承認申請書」というものを税務署に提出なくてはいけません。例えば次年度から青色申告したいと思い立ったら、前年の3月15日までに提出しなくてはなりません。この原則を知らずに、確定申告が近づいたから、今年は青色申告しようと思い立っても、すでに申請期限を過ぎてしまっていて、翌年からになったケースを私も何度か耳にしたことがあります。

青色申告は先にも述べたように、申告手続きが非常に大変です。一定の金額に至るまでは、普通の白色申告でも十分対応出来るので、よく考えて選択するのが良いと思います。

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ポイントインカム概要

運営 ファイブゲート株式会社
主なポイント獲得コンテンツ ネット通販・サービス案件(クレカ発行・口座開設・資料請求・旅行・宅配サービス・サブスク・ふるさと納税・レストラン・美容・携帯・回線サービス・電気ガスサービス・引っ越し・クリーニング・モニター・不動産・FX・暗号資産など)・友達紹介・ゲーム・アンケート・クリポ・ログイン・福引き・アプリダウンロード・記事を読む・動画視聴・クイズ
定期企画 トロフィー制度 全国ランキング特別編 POTARO WARS ポイントハンター(それぞれ毎月開催 所定のミッションクリアでボーナスポイント獲得)
レート 10P=1円
最低換金額 500円
人気の交換先 金融機関への振り込み・アマゾンギフト券 Vプリカ・PayPayマネー・AppleGiftCard・ GooglePayギフト・ドットマネー・JALマイレージ・ANAマイレージ・ドットマネー・PEX・Tポイント・Pontaポイント・dポイント・EdyギフトID・LINEPay・nanacoギフト・ニンテンドープリペイドカード・プレズテーションストアチケット・Webmoney・クオカードPay
手数料 無料~500円
年齢制限 国内在住で18歳以上、ただし保護者の同意があれば13歳以上
登録ボーナス 200円~600円相当のポイント
ダウン報酬 最大10%
ランクボーナス 最大30%
有効期限 180日間利用がない場合、自動的に退会
JIPC 旧加盟企業

ポイントインカムは、サイトに掲載された企業広告を経由して、お買い物やサービスを利用することで、サイトに支払われた広告費の一部が、利用者にポイントとして還元される「ポイントサイト」と呼ばれるサービスサイトの一つです。利用できる広告は、楽天市場ヤフーショッピングなどの有名通販サイトはもちろん、グルメ美容サイト銀行の口座開設クレジットカードの発行など、幅広い分野のサービスが対象になっています。獲得したポイントは、金融機関経由で現金化したりamazonギフトなど他のポイントとの交換も可能です。

ポイント獲得コンテンツが満載

ポイントインカム100%ポイント還元案件を含め、とにかくお買い物では非常に還元率が高いです。他にも、アンケート、クリックポイント、クリックメール、ゲーム、お友達紹介と、まんべんなくお得なコンテンツが揃っていて、バランスの良さとサービスの質の高さは業界でも1.2位を争う注目のサイトです

また、ポイントハンター」や「インカムキャッチャー」「インカムガラポン」などのポイント獲得コンテンツや様々なキャンペーンが頻繁に行われており、通常のポイント還元に加えて多くのポイントが稼げます。

▼ポイントインカムの効率的に稼ぐコンテンツの選び方はこちらの記事を参考にしてください▼

複数のランク制度や曜日ボーナスなど独自のボーナスポイントがもらえる制度が豊富

ポイントインカムでは、過去のポイント獲得実績に応じたランク制度が複数あり、ランクを獲得することで同時にいくつもの特典を得ることが出来ます。また、その一つ「会員ステータス制度」では、一旦獲得したランクが落ちない特徴があり、ランク特典が半永久的にもらえるという特徴もあります。

さらに、土日のショッピング利用では、「曜日ボーナス」という制度で獲得したポイントにプラスしてボーナスポイントが付与されます。

▼ポイントインカムのランク制度の詳細はこちらの記事をご覧ください▼

▼ポイントインカムの「曜日ボーナス」の詳細はこちらの記事をご覧ください▼

豊富なポイント交換先

ポイントインカムでは、貯めたポイントを10P=1円のレートで他社ポイントに交換したり、銀行振り込みで現金化することが出来ます。交換先は、Amazonギフト券やTポイント、航空会社のマイルなど、30種類以上もあります。

▼ポイントインカムのポイント交換先についての詳細は、こちらの記事をご覧ください▼

ウェルカムキャンペーン~最大5200Pが貰えます~

「ウェルカムミッション」は、新たにポイントインカムに登録された方を対象に入会から30日以内に、所定の5つのミッションをクリアすることで、ボーナスポイントがもらえる企画です。

獲得できるポイントは、それぞれのミッションにより異なり、全てのミッションをクリアすると、5200P(520円)のポイントがもらえます。無料で獲得できるミッションも多いので注目です。

まとめ

・ポイントインカムなどのポイントサイトで獲得した収入は、買い物やサービス利用など一時的な報酬で労務を伴わない「一時所得」とゲームやアンケート、友達紹介などで獲得した「雑所得」の2種類があり、「一時所得」では、ずべての人で年間の所得が50万円を超える場合、「雑所得」では、会社員・自営業者・年金受給者など他に収入のある人の場合は必要経費を除いての金額が20万円以上、専業主婦や学生など他に収入のない人の場合は、必要経費を除いての金額が48万円以上あると確定申告の必要があり、課税の可能性が出てくる。

・ただし、ポイントを現金化せず、サイトに保有している間は課税の対象ではない。

・ポイントサイトでの年収、または他からの収入とポイントサイトでの収入の合算が103万円を超えると扶養の対象から外れる可能性があるので注意が必要。

・友達紹介制度などで多くの収入がある人の場合、より多額の控除を受けられる青色申告を事前の承認申請をおこなって利用するのがおトク。

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