断捨離してはいけないアイテム・しなくて良かったアイテム~後悔しないクローゼットの整理の仕方~

サステナブルな社会の価値観の広がりや節約志向から、ものをなるべく持たないシンプルな生活が尊ばれ始めた昨今。

コロナ渦を経た今、自宅での生活を快適にするために、断捨離に取りかかっている方も多いかと思います。

不要なものを処分して、すっきりとした気分で日常生活を送りたい、そんな思いでの断捨離をはじめたものの、ついついものを捨てることだけに気がとらわられてしまい、うっかり必要なものまで処分してしまったと後悔することだけは避けたいものです。

そこで今回は、クローゼットや手元にあるファッションアイテムに関して、断捨離歴10年の筆者の経験を元に、実は断捨離して後悔したものや、捨てなくて手元に取っておいてよかったものについて、具体的にご紹介したいと思います。

ファッション大好きバブル世代の断捨離

アラフィフの筆者は、学生時代はDCブランド全盛期、社会に出たばかりの20代の頃は海外ブランドのバックやアクセサリーなど、たくさん買っては処分してを繰り返していました。その総額をある時、ふと思い立って計算してみると、何と中古マンションが買えるほどの金額に。

これにはさすがに驚き、社会人としての月日もそれなりに経ち、老後や将来のことを考えて、ようやく貯蓄&節約へと舵を切った訳なのすが。。

十年ほど前に体調を壊して入院後、自宅で療養中に家中の片付け(当時はまだ断捨離という言葉は生まれていませんでした)をおこなってみたところ、なんと、大きなゴミ袋10袋分の不要品を処分することに。それ以降、半年に一回は家中をチェックして、断捨離やものの選別をおこなってきたのですが、一時期捨てることに夢中になり過ぎて、後になって捨てたことを後悔する事態にも陥ってしまいました。

昔とは違い、私たちを取り巻く社会環境も厳しく、より節約が必要な今の時代、良いものをなるべく長く使うには、それらを購入するときも整理するときも、選別を誤らないことが重要だと思い知らされました。

そんな私が、トータル10年の断捨離の経験から導き出したのは、数十年以上長く着たり使い続けられるファッションアイテムは確かにあるという事実。

さすがに、30年以上昔の平野ノラばりのバブル戦闘服はもう手元にありませんが、それでも20年前に購入したもので今でも現役のアイテムがいくつかあります。

それらに共通するのは、流行を超えた存在であること、そして、今は手に入りにくい素材のもの、価格の高騰で同様のものが手に入れるのが厳しくなったものなどがあり、それらは長くタンスの奥に眠っていたのが復活したり、現役で活躍し続けてくれています。
Brandear(ブランディア)

ファッションアイテムの断捨離のポイント

長く着られるファッションアイテムには、年齢がいっても着られるもの、一般的に流行が顕著でないものなどがあります。それらをうまくチョイスし、残していくことで、断捨離の失敗を防ぎつつ、すっきりとしたクローゼットが目指せます。

捨てて後悔したアイテム

①ロングスカート

膝上丈のミニスカートがブームとなった10年程前、膝下スカートがどうにも野暮ったく見えて、お直しに出したり、リサイクルショップに買い取ってもらったりして、すべて処分してしまいました。ところが、その後、丈の長いロングスカートブームがやってきて、その波はご存じの通り今も継続中。年齢的にももう膝上丈のスカートを履くことはないのに、ロングスカートをすべて処分してしまったことをとても後悔しました。

流行のほとんどないトップスと異なり、ボトムス、特にスカート丈の流行は特に顕著に人の目につきやすいものです。特に膝上のタイトスカートや一昔前に流行った膝丈のフレアスカートなど、今着るとどこか野暮ったく見えてしまいます。

また、仮に今のロングスカートの流行が去っても、再び必ずそのサイクルは回ってくるもの。ある程度の年齢のいった女性には、長い丈のスカートは必須アイテムです。傷みがひどいものや極端なデザインのもの以外は、捨てない方が賢明だと言えます。

②本革のアイテム

15年程前に購入したデパートブランドのピッグスキンのショートジャケットとスカートのセットアップの革製品は、クリーニング代が嵩んでしまうこともあり、古着の買い取りに出して処分してしまいました。ところが、フェイク革でないリアル革の製品は、最近はハイブランド品以外ではあまり見かけない希少価値の製品に。革製品はそんなに頻繁にクリーニングに出さなくても良いことを知って、手元に置いておけば良かったと後悔しています。

③ショート丈のジャケット

ショート丈のジャケットに関しては、冬のコートの下に着るには嵩張って難しいため、着られる季節が短いと判断して処分したのですが、実は今は真冬でもインナーを暖かいものにすれば、真冬でも十分着られるアイテムとなっています。先日、自分が処分したコーデュロイ素材ジャケットによく似たデザインのものを颯爽と着こなしている人を街で見かけて、やっぱりあれは捨てなきゃ良かったと後悔しました。

コーデュロイに限らず、カジュアルなJKは、細身のデニムにもワイドパンツにも合うし、甘辛ミックスでスカートにも合わせやすく、着回しの効くアイテムと言えるでしょう。

捨てなくて本当に良かったと思えたアイテム

①エルメスのバック

高級ブランドのバックの多くは、デザイナーがその時代のトレンドをめいいっぱい反映させた個性的なものを毎年リリースしています。それらのバックは、販売間もない時期は輝きを放っているけれど、シーズンを過ぎるとまた新たなデザインの新しいものに取って代わられてしまいます。

しかしながら、エルメスのケリーやバーキンなど、一部のハイブランドに関しては、流行に左右さない永遠の定番としての評価を得ており、これらは、数十年が経過しても、色あせない価値を今も保っています。

しかも、ハイブランドのバックは、日本経済の停滞や円安を受けて、ここ20年あまりものすごい高騰を続けています。(エルメスのケリーやバーキンも、20数年前は、今の1/4ほどの価格で購入できました)

特にエルメスの場合、現在では、正規店での購入はなかなか難しい現実があります。

若い頃は特別な日のハレのバックとして利用していて、一時期クローゼットの奥に仕舞っていたケリーやバーキンを、今、年齢的にも相応しい世代に入り、再び取りだして普段使いするようになりました。安易に手放さなくて本当に良かったと思っています。

②海外ブランドの時計

スイスメーカーの某ブランドものを20年間使用しています。当時、ボーナスをつぎ込んで、足りない分は手持ちの時計を売り払って無理して買ったのですが、20年間ほぼ毎日使っているので、もとは取れた気がします。

時計は洋服と異なり、流行にあまり左右されないアイテムだと言えます。もちろん、マニアの方やファッションに造詣の深い方なら、そうでないと言われますが、一般的に時計を見て流行遅れだと言う人はいないでしょう。

しかも、エルメスのバックと同様に、海外ブランドの時計もここ数十年で大幅に値上がりしています。今なら確実に手が出ない価格だったはず。メンテナンスや電池交換に特別な配慮が必要な場合も多いですが、ビンテージの時計は手放さない方がおトクです。

③マックスマーラのニット

私の初めてのマックスマーラは、20年程前に伊勢丹のファミリーセールで買ったカーディガンでした。以来、20年近く着続けていますが、毛玉一つ出来ません。毎年クリーニングに出していますが、劣化したのは、内側に縫い付けられているタグの洗濯表示が見えなくなたくらいです。

もともと中年女性向けにゆったりとしたデザインで材で作られているため、年齢を得ても全くシルエットに違和感を覚えません。良いものを長く着るにこれほど相応しいブランドはないでしょう。

断捨離の疑問

昔の服の素材や縫製技術は良くない?

ファッション業界において薄利多売のファストファッションとハイブランドの二極化が進む昨今、かつてデパートの服売り場に多く並んでいた中間層のブランドはどんどんその市場を失っています。

実はかつて一斉を風靡した国産のデパート系のメーカーの中間層の価格帯の洋服には、上質の素材や縫製がしっかりしているものも多く存在します。今は展開を撤退したブランドに特にそのような製品が多く、本当に惜しいなと思います。

今は新作として手に入れることが難しいそのようなブランドのアイテムは、実は長く着られるものが多い気がします。

明らかにデザインの古いもの以外、思い入れのある良いものは残しておいた方が良いと私は思います。

数シーズン着ないものは処分するは正しい?

断捨離の指南本などによく書かれている「数年着なかったものは処分するのが良い」という意見について、私個人は必ずしもそうとは言えないと思っています。

私の場合、断捨離は半年に1度のペースでおこなっていますが、当時はワードローブに加わることがなかったのに、なんとなく捨てる気にならない、なぜか気になって手元に残ってしまうものがあります。そういう服は、往々にして、数年後、あるいはそれ以上の時が経って、手元のアイテムと相性が合い、再び日の目を見る日が来る可能性があります。特に私の場合、スタンダードなデザインのセーターやカットソー、カーディガンなどのトップス類にその傾向があります。トップスは、ボトムス類と比較して、流行にあまり左右されにくいこともその要因だと思いますが、何となくの直感は、あながち外れていないように思います。もちろん、生地が傷んだり伸びたりして明らかに着古したものは思い切って処分した方が良いですが。


まとめ

このように、洋服の断捨離の際には、身の回りをすっきり快適にさせる以外にも、後々処分して後悔しないための選別も大事になってきます。

スタンダードなデザインで長く着られる素材のもの、大人に相応しいもの、価格が高騰しているブランド品、今は入手が難しい素材のアイテムなど、残しておいた方が後々良かったと思えるものに注目して整理すると良いと思います。

いずれにしても、クローゼットのアイテムをすべて一度取り出して点検して、どんなアイテムが手元にあるのか、把握しておくのが必要です。

日常生活を快適にすると共に、長く着られるものを賢く購入し、選別することで、環境にもおサイフにも優しい未来が見えてくると思います。

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